Menu:

最近のこと

2008.6.25
梅雨時分、蒸し暑い日が続きます

:
:

手心工房(しゅうらこうぼう)


山陰地方のとある町で絣を織っているmotokoと申します。
少し私のお仕事のことなど綴ってみることができれば楽しいかも・・・と、このサイトを始めてみました。

Links:

- 写遊紀行
- 竹泉堂さん
- まなざしの工房

Version: 1.0
(July 25, 2005)


::
Home > 残糸

残糸

Mar 02, 2006 by motoko
これが絣で余った残糸です。
余った絣の糸が溜まってきましたので、それを使って着尺を織ります。
zanshi

zanshi

Comments

Mar 07, 2006, 08:49:09 かずよし wrote:

この間「祖国とは国語」というどっかの大学の先生の書いた本をよみました。その人の使っている母国語がその人の祖国をきめるんじゃないか、という考えが述べられた本で、面白かったです。なんでそんな話を持ち出すかと言うと、「絣」「着尺」この漢字が恥ずかしながら僕にはなんて読むのかわからないし、後者については意味もわからないですorz
郷土、故郷、水飴、綿菓子、端午の節句、雛人形、
これらの言葉を読んでいろんな思い出を連想してなんとなくほっとするのはぼくが小さい頃から慣れ親しんでいるせいでしょう。藍染めも、機織も小さい頃から昔話なんか慣れ親しんでいる言葉です。なんかそんな言葉を聞いた時、大地に足をつけたような
安心感があるのです。

Mar 07, 2006, 13:20:10 motoko wrote:

「絣」かすり。「着尺」きじゃく。といいます。
絣(かすり)とは、織ったときに絵柄が出てくるよう糸を先染めする、織りの技法の一つです。海外でいうならイカットですかね。
着尺(きじゃく)とは、大人一人分の着物に仕立てるのに必要な反物(たんもの)です。
自分にとっては当たり前だと思っている事でも、人それぞれ育った土地の文化や、その人その人の環境によって、自分の知らないことって多くありますよね。
でも一番大事な事は、自分の中にあると思います。
頭で考える事より、なにを感じるかだと思うのです。自分の血で、もしかしたらもっと深い所でなにを感じるかだと思うのです。

Add Comment

このアイテムは閉鎖されました。このアイテムへのコメントの追加、投票はできません。